仙台ポリオの会メンバーはどう動いたか
アンケートにあたって
2011年3月11日午後2時46分、北関東から東北にかけて太平洋・日本近海を震源とするM9.0の巨大地震に見舞われました。地震と、それに続く津波による被害は甚大なものでした。地震発生から5 ヶ月経った今でも、ガレキの撤去は進まず避難所で暮らす人は相当な数に上ります。
1. 考察
今回の震災は被害の範囲の広さ、被災者の多さ、その上、福島原発爆発による放射性物質による汚染被害と多岐に亘っています。被災している場所も立地条件も違うので一律の対応ではどうにもなりません。それがやっとこの頃分かってもらえるようになったようです。
2. アンケート結果
主なものだけをグラフにしました。
3. 寄稿
この度は、仙台ポリオの会をはじめ全国のポリオ会の皆様に多大なご心配をおかけしたばかりか、過分なお見舞まで頂戴し誠にありがとうございます。
4. アンケートの自由記述から
地獄を見たような気がしました。午後2時46分長い大きな地震と共に何もかもが変わった、人の心までも・・・。
5. その他の自由記述から
図書館に本を返そうと一歩中に入ったときに地震になり、近くにいた学生さんのような女の子と近くの机の下に潜りました。松葉杖が遠くに行かないよう女の子がしっかり押さえていてくれました。
6. 被災現場の写真
津波でガレキと化した家並みが延々と続く、赤い旗は無条件で家を撤去しても良いという印。立ち会いを希望する家は黄色い旗を立てる、しかし、ほとんどない。4月7日・荒浜・閖上地区
7. 第2回震災アンケートの結果から
仮設住宅に入らず子どもたちの家を廻りながら自宅の復旧に取りかかった状況を評価して欲しい。同じような人が数多く居ると思う。